お米の美味しさは品種や産地だけでは決まりません。玄米の受け入れから精米、異物除去、出荷までの工程が白米の品質と鮮度を左右します。糧とくは2001年の創業以来、北海道の契約農家から仕入れた玄米を自社精米設備で一貫加工。飲食店・小売業者・個人のお客様に、搗きたての状態でお届けしています。
糧とくの3つのこだわり
受注後に精米する・北海道の冷涼気候で玄米を保管する・金属検出を2段階で実施する——この3点が、スーパーの袋詰め米と大きく異なる点です。
- 受注後精米 — ご注文いただいてから精米を開始します。精米直後のお米は酸化が始まっていないため、炊き上がりの香りと甘みが格段に異なります
- 北海道の気候を活かした保管 — 秋から春にかけて、北海道の自然な冷涼気候が自社倉庫を低温環境に保ちます。特別な設備を使わずに玄米の鮮度を維持できる、北海道ならではの強みです
- 2段階の金属検出 — 袋詰め前と袋詰め後の2回、金属探知機を通過させます。異なる工程で2度検査することで、万一の見落としを防ぎます
受注後精米のお米を、精米工場から直送
ゆめぴりか・ななつぼし・おぼろづき・ふっくりんこを、14工程を経た精米工場から直接お届けします。精米したての鮮度を確かめてください。
個人・ご家庭のお客様
5kgからご注文いただけます。精米したてを北海道から直送。
飲食店・業者のお客様
30kgからの業務用卸売に対応。サンプル依頼・精米歩合・袋仕様のご相談は無料です。1日最大24トンの供給体制です。
精米工程における異物混入対策と品質管理
業務用米では、石や金属などの異物混入が発生すると重大な品質事故につながります。糧とくでは複数の検査工程を組み合わせることで、異物混入リスクを最小限に抑えた体制を構築しています。
石抜き工程を2回実施し、玄米に混入した比重の重い異物を確実に除去します。過去に当社で検出した異物の実例は以下の通りです。すべて製品への混入前に検出しています。
- 石・砂
- フレコンの切れ端
- 釘・金属片
- ガラス
- 麦・着色粒・未熟粒
色彩選別機で着色粒・未熟粒・異物を自動選別した後、精米後には高感度金属探知機による検査を2回実施。最終工程のクリーンセパレーターで残存異物を極小化しています。
品質管理体制の詳細は会社概要ページでも紹介しています。
精米後の品質検査と出荷基準
精米後の製品は4項目(精米状態・異物混入の有無・色彩選別の状態・砕米の状態)を確認し、問題がないことを確かめてから出荷します。
色彩選別機・金属探知機を組み合わせることで、異物混入リスクを最小限に抑えています。機械検査に加え、担当者による目視確認を出荷前に行うため、数値に現れにくい状態異常も事前に発見できます。
トレーサビリティとロット管理
玄米の入庫から精米、出荷まで産地・農家・ロット番号を一貫管理しています。問題が発生した場合も、原料ロットまで迅速に遡ることができます。
玄米は入庫時にロット単位で管理されており、産地・農家・入庫ロットを後から確認できます。製品に問題が発生した際も、使用した玄米の産地・ロットをすぐに特定できる体制です。
精米ライン構成と供給体制
精米ライン2系統・精米機3台・色彩選別機3台で、最大1日約24トンの精米が可能です。飲食店から農協・食品メーカーまで、安定供給できる体制を維持しています。
出荷形態は2kg・4kg・5kg・10kgの白米包装と30kg玄米など。全国への出荷に対応しており、定期納品の実績もあります。
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業務用仕入れを検討されている飲食店・業者の方へ 精米歩合・袋仕様・定期納品頻度など、ご要望に合わせてご提案します。まずはサンプル依頼からお気軽にどうぞ。お問い合わせフォームまたは電話(011-382-2248、平日9〜17時)で受け付けています。 |
精米工程に関するよくある質問
「受注後精米とは何か」「精米工場と家庭用精米機の違い」など、業務用・個人のお客様からよく寄せられる質問にお答えします。
受注後精米とは何ですか?
お客様からご注文をいただいてから精米を開始する方式です。あらかじめ精米してストックするのではなく、注文ごとに必要量を精米することで精米直後の鮮度でお届けします。精米後のお米は時間とともに酸化が進み、香りと風味が失われます。受注後精米により、炊き上がりの香りと甘みを最大限に引き出せます。
精米工程とは何ですか?
玄米から糠(ぬか)層を取り除き、白米として食べられる状態に加工する一連の工程のことです。玄米の受け入れから精米、異物除去、品質検査、袋詰め、出荷まで複数の工程を経て、安全で品質の安定した白米が製造されます。
精米工程ではどのような異物が除去されますか?
石・砂などの比重異物、金属片などの金属異物、着色粒・未熟粒を除去しています。石抜き機・色彩選別機・金属探知機を組み合わせ、異物混入リスクをできる限り低減しています。当社では釘・ガラス・フレコンの切れ端を過去に検出した実績があります。
精米工場と家庭用精米機は何が違いますか?
家庭用精米機は玄米の糠層を削ることが主な機能ですが、精米工場では石抜き機による異物除去・色彩選別機による品質選別・金属探知機による安全確認など複数の工程を組み合わせます。糧とくでは計14工程を経ることで、異物混入リスクを最小化した製品をお届けしています。
精米後の品質はどのように管理されていますか?
異物除去・選別工程に加え、製品の状態を確認する品質検査を行っています。玄米の入庫から出荷までロット管理でトレーサビリティを確保。出荷後に問題が発生した場合も、使用した玄米の産地・ロットを追跡できます。
精米工場の1日あたり処理量はどれくらいですか?
最大で1日あたり約24トンの精米が可能な体制です。ただし実際の生産量は玄米の品質・品種・精米歩留まり・製品仕様によって変動します。精米ライン2系統・精米機3台・色彩選別機3台を配置しています。
精米工程 全14ステップ
玄米の受け入れから出荷・ライン清掃まで、一貫して自社で管理しています。
農家から直接仕入れた玄米を受け入れ、品種・産地・水分値・整粒割合などを確認します。北海道の契約農家からの産地直仕入れにより、トレーサビリティを確保しています。この段階での確認が最終製品の品質を決めます。
受け入れた玄米は自社倉庫で適切に保管します。北海道では秋から春にかけて外気温が低く、倉庫内が自然な低温環境を維持。玄米の呼吸を抑え、品質と鮮度を保ちます。夏季は必要量のみを精米に回す運用で品質管理を徹底しています。
精米工程の開始です。保管していた玄米を計量し、精米ラインに投入します。品種の切り替え時には前工程のラインを清掃してから投入するため、品種の混入は発生しません。
振動と気流を利用した石抜き機で、玄米に混入した小石・砂粒・金属片などの異物を取り除きます。精米機を保護するとともに、製品への異物混入リスクを大幅に低減します。
精米機で玄米の表面を削り、白米に仕上げます。削る量(精米歩合)を調整することで、用途に応じた仕上がりに対応しています。精米歩合が高いほど白くなりますが、旨み成分が残る適切な歩合の管理が美味しさの鍵です。
回転式ふるい機(ロータリーシフター)により、精米後の白米に付着した糠粉を除去し、砕米や規格外粒を分離します。同時にバケットエレベーターで次工程へ搬送。この工程でお米の見た目と食感が整えられます。
精米・選別工程を経た白米を金属探知機に通します。次の色彩選別機を保護するとともに、早期検出により製造ライン全体の安全性を高めています。
精米工程後に混入する可能性のある小さな石や硬質異物を再度除去します。2回の石抜き工程を設けることで、より高い安全性を担保しています。
光学センサーを搭載した色彩選別機で、変色粒・着色粒・未熟粒などを1粒単位で検出・除去します。高速カメラとエアジェットで不良粒を排除し、見た目にも美しい白米に仕上げます。
袋詰め工程の前に、クリーンセパレーターによる異物の最終検出・除去を行います。微細な異物や軽量異物を分離し、出荷される白米の品質を最終確認する工程です。
白米を計量し、2kg・4kg・5kg・10kgの各サイズに袋詰めします(特殊サイズはご相談ください)。袋には精米年月日を上旬・中旬・下旬の別で記載しており、鮮度の目安としてご活用いただけます。
袋詰め後に再度、金属探知機を通過させます。袋詰め工程で万一混入した金属類も検出でき、出荷前の最終安全確認となります。2段階の金属検出により、安全なお米をお届けします。
検査済みの製品を、北海道全域および本州へお届けします。受注後精米のため、搗きたてのお米が最短でお手元に届きます。沖縄・離島についても別途ご相談ください。
品種を切り替える際には、ラインを徹底的に清掃します。前の品種の残粒が混入しないよう、各設備・搬送路を清掃・確認してから次の品種の精米を開始します。
品質管理への取り組み
2001年の操業開始以来、この14工程を省略したことはありません。各工程の精度を上げることだけを追求してきた、これが糧とくの精米です。
- 農家直仕入れによる産地トレーサビリティの確保
- 原則受注後精米による鮮度管理
- 北海道の冷涼気候を活かした玄米保管
- 石抜き工程を2回実施(精米前・精米後)
- ロータリーシフターによる糠除去・選別
- 色彩選別機による光学的な不良粒の除去
- 金属探知機による2段階の安全確認(袋詰め前・後)
- 品種切り替え時の精米ライン清掃の徹底
